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お食い初めレシピからの日記

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赤飯編その2

お食い初めレシピの基本として使用される赤飯は、当然赤米を用いたものではありません。
元々は赤米を蒸したものを赤飯と呼んでいましたが、それを納める対象が物言わぬ神様から領主などに代わり、赤米を年貢として出すわけにはいかなくなった事で、赤米をあえて保存しておく風習はなくなったのです。
食べ物というよりはお供え物に近かったようですね。

とはいえ、米の貴重な時代なので、赤米でも気にせず食べる風習は当然根付いていましたと想像されます。
お供え物のお下がりを食べるというのは現在でも普通に行われている事ですし、食が貧しかった当時ならばそれが行われていたとしても何ら不思議はありません。

お食い初めレシピの中心として使われる現在の赤飯は、昔の赤米とは違い、もち米を使用しています。
今現在の赤飯の担う役割は、お祝い事、お祭ごと、なにかおめでたい事があった時に振舞われます。
昔は、「赤は邪気を鎮める」という思想から、何か厄介な事、凶事が起こった際に、それを払う為に食べられていました。
つまり、今と昔では反対の状況で振舞われている事になります。

ただ、これは赤飯の持つ意味が反転したという訳ではないようです。
いくつか説はありますが、邪気を払うが故に、吉事に食して邪魔をされないようにする、あるいは縁起直しといった観点でこういった現在の振る舞いとなったというのが有力です。
つまり、赤飯の性質はそのままに伝わっていると見て良いでしょう。
お食い初めに関しても、お祝いに振舞われる現在のスタイルという事になります。
お食い初めレシピもそれに倣う事になりますね。



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