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お食い初めレシピからの日記

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赤飯編その1

お食い初めレシピというと、やはり最初に出てくるのはお赤飯でしょう。
お食い初めレシピの主役ともいえる赤飯の歴史は古く、古代日本において既に食されていた食べ物でした。

元々、古代の日本では赤には邪気を退ける力があると考えられており、赤色は守護の象徴とされてきました。
その例として、墓室の壁画などには昔から赤い鉱石である辰砂が用いられたり、破魔矢は赤く彩られたものを使用するなど、古来からこういった認識はずっとなされてきていました。
そういった認識から、当時高級な食物の象徴であった米、それも赤米を蒸し、それを神にお供えして安全、平和をお祈りしたと言われています。

なお、赤米というのは、古くなって赤みを帯びた下等米の事を一般的には指します。
最近では外来の下等米を指す事もありますが、古代の日本では外国の米を輸入するという事はなかったので、前者のものしかありませんでした。
つまり、赤米というのは質の悪い米の事です。
それを神様に供えるというのも、なんというか都合の良い解釈のような気がしますが、昔は色にこそ大きな意味があるという考えだったのでしょう。
それで実際に御利益があったかどうかは定かではありませんが..。

いずれにしても、当時としては、赤米を蒸した赤飯に関しては、めでたいもの、あるいは尊いものとして扱うというよりは、邪な物を排除するものとして扱われていたようです。
現在のお食い初めレシピの赤飯とは、かなり味も意味合いも違っていたようです。



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